新作ビール「若気の至り」発売です。
新作ビール「若気の至り」発売です。

新作ビール「若気の至り」発売です。

今週も新作ビールをリリースいたしました。

その名も

若気(わかげ)の至(いた)り

意味は

年が若くて血気にはやったために無分別な行いをしてしまうこと。例文として「―で無茶をしでかす」

TRANS BREWINGを知っている方は平均年齢40代のブリュワリーが何言ってるんだと思いますが、これには深〜い訳があるのです。

8月のある日、私のもう一つの会社の方に高校生から突然電話が来ました。その日は偶然にも私がいて電話対応しましたが、簡単にいうと北海道新聞で運送と整備を営んでいる社長がビール作ってるのを知って、当社に取材したいという内容でした。

それで私は「いいよ。」って返事したのですがよくよく聞いてみたら高校の放送部の大会に提出するという事で整備工場やビール工場などで仕事する姿を撮影させてほしいと言う事でした。

もういいよって言ったので引き下がれないけど、実際考えると結構大変なの引き受けたなと思っていました。大会に出す作品だから言葉一つ一つに気を遣わないといけないし、服装もちゃんとしないとという事で取材当日はスーツでした。仕事は普段通りの姿を撮影してくれましたがインタビューが大変でした。色々聞く事を紙に書いてきたみたいで簡単な質問等の後に「岡本社長にとってビールとは何ですか?」と唐突に言われ返事に困りました。

事前にこういう事を聞きますってメールでも送ってくれたら良い答え考えとくのに、高校生の放送の大会に出しても良いような事言わないと・・・・。と考えたら何言ったかわからないくらいな返答をしたと思います。多分カットされたと思いますが。後日高校が平日休みなので平岸の工場へ取材に来たいと言われ、9月末日という当社決算月の最終日に醸造日することになりました。

それでどの様なビールを当日作ろうかと社内で打ち合わせをした時、高校生は朝8時半位から午後4時位で終わるので、醸造時間も長くならない様にしようと考えました。醸造で時間掛かるのは麦芽を煮込んで糖分を出す工程(糖化)が1時間、糖化終了後にホップの苦みや香りを付けるのと、麦汁内のタンパク質を凝固させてクリアにさせたり、殺菌をする工程(煮沸)が1時間ありますが当工場で1番時間かかるのは、糖化釜から煮沸釜へポンプで移送する作業です。ポンプを早く回すとロータリングして澄んだ麦汁が濁るし遅いと時間がかかり過ぎるのでギリギリの回転数で移送します。いつもこの時間で他の作業をしたり昼食を取るのですがこの時間を短くしないと高校生は8時間超えの取材で私達のせいで大人になって仕事するのが嫌になるかもしれないと危機感を感じて移送が短いサラサラクリアな麦汁のビールからペールエールを選択しスッキリ飲みやすく苦みもしっかりある味に仕上げました。

飲み易く何にでも合うバランスの良い味わいです。ぜひ飲んでみて下さい。

当日取材を受けながら体験醸造をさせている様子

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です