初のライ麦使用のビール「La  La La Rye」発売開始!
初のライ麦使用のビール「La La La Rye」発売開始!

初のライ麦使用のビール「La La La Rye」発売開始!

2023年は前回同様にTRANSBREWING初の原料を使用したRye  Sour Aleというジャンルのビール(発泡酒)「La La La Rye」が発売になりました。

今回過去1番の製造に時間のかかったビールでした。

原因はライ麦の「とろみ」です。当社の場合(いや他のブリュワリーもほとんど一緒だと思いますが醸造中は3回は液体をポンプ等で循環させたり他のタンクへ移送します。

先ず最初はロータリングという麦芽を煮込んで糖分を取り出し終えた際液体を下から汲み上げて麦芽の上に戻すことをしばらく繰り返す事により麦芽の層がフィルターの役割をして麦汁をクリアにする事ができます。このロータリングの時にライ麦のとろみでポンプの作動に負荷がかかってロータリング作業にえらい時間が掛かってしまいました。

次に糖化釜から煮沸釜へ移送の際、最後に煮沸窯から発酵タンクへの移送です。

何時間かかったかというと300リットルに対し2日で24時間かかりました。

12月の寒い工場内で液体をポンプで移送中考えたことは「二度とやらない」と思いつつライ麦だから「らららライ!」を思い浮かんでこの名前にしたそうです。(ということは名付けは岡本じゃない)この名前にすると聞いた時は真冬の札幌で白いタンクトップと短パンで撮影か?と思ったがそれは無かったので助かりました。

もし、私(岡本)が名前を決めていたら、アリスの名曲「チャンピオン」の最後のコーラス部分から「ライラ、ライラ、ライラ、ライラ、ライ♪」だったと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です